Kayura
田端 繁道

金銀流し泡立ちカップ

作り手 田端 繁道

田端繁道は、日本最古の窯業地のひとつである信楽から、「黒土」と呼ばれる硬く焼き締まった独特の黒い土を選びました。金や銀といった金属的な色合いを用いたこれまでの作品とは対照的に、この作品では卯の斑(白)、青、ボルドーレッドという三つの新しい色に挑戦し、マグに創造的で遊び心のある表情を与えています。

しっかりとした持ち手と、ゆったりとした大きさのフォルム。深い黒の黒土の上を自由に流れる遊び心ある流しの色彩とともに、このマグは田端繁道の作陶に、親しみやすい日常の心地よさをもたらします。コーヒーや紅茶、ビールをたっぷりと注げる容量は、ゆったりとした時間のための器そのもの。手にすればしっくりと収まり、食卓に置けば目を引く存在感を放ちます。


素材と仕様

素材信楽 黒土信楽黒土(くろつち)は、深く豊かな色合いと、手に伝わるざらりとした質感で評価される、信楽独特の陶土です。古琵琶湖層に由来する鉄分とミネラルを豊富に含む堆積土をもとに、信楽土特有の可塑性と高い耐火性を活かしながら、天然の黒色鉱物や鉄分を加えて調合されています。焼成すると深い炭黒から温かみのある黒へと発色し、白化粧土や灰被り、明るい釉薬との対比を鮮やかに際立たせます。信楽焼らしい粗く砂気のある肌合いも受け継ぎ、長石や珪石の粒が点々と現れて、無釉の面に土味と風化したような奥行きを与えます。
寸法85 x 150 mm(3.3 x 5.5 インチ)、600 mL(20.2 液量オンス)
生産国日本
品番ST-M


お手入れ方法

• 窯の状態により、色の濃淡など個体差が生じる場合がございます。釉薬に小さなピンホールが見られたり、模様や色合いが異なることもあります。一点ごとに異なる表情をお楽しみください。
• ご使用後は早めに汚れを落とし、台所用洗剤で洗ってすすぎ、十分に乾かしてから収納してください。
• オーブンでのご使用や、コンロ・直火などに直接かけることはお避けください。
• 傷の原因となりますので、硬い面や硬いものに food器をこすりつけることはお控えください。
• カップの高台は製作時に丁寧に磨いております。ただし、長くお使いいただく中で硬い面との接触によりザラつきを感じられた場合は、市販の紙やすりで再度なめらかに整えていただけます。
• 陶器には自然な吸水性があります。そのため、汚れた水に浸けたままにしておくと水分を吸収し、シミやにおいの原因となりますのでお控えください。
• ご使用前にお湯をたっぷり吸わせておくと、シミがつきにくくなります。